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- 2019年 11月03日 (日) 作品が愛されるという事
- 遅ればせながら・・・(本当に)
グランゾート30周年オンリーイベント、本当に皆様お疲れ様でした。
私もささやか(とはとても言い難い〆切をry)といった大迷惑をかけ)ながら、アンソロ執筆・パンフレット表紙担当という形で末席に名を連ねさせていただきました。ありがたくも携われる機会を与えてくれたはるかさんに感謝と御礼を。
しかし行きたかったねー行きたかったよー。箱借りたGZオンリーとか行った事ないから・・・リアルタイム世代なのにな。
リアル時、田舎ではありましたが利便性は悪くない所に住んでたんです。でも交通費使ってショッピングは私には贅沢な事で、そういう事ができるようになったのは高校入ってからでした。ワタル2の本放送がちょうど終わった頃です。初めて行ったのが福岡国際センターでのコミックシティ(だったかな)で、その1ヶ月後くらいに護国神社でのワタグラ即売会に行ったのかな?その後「私が求める物語は私が考える以上に少ない」と悟りを開き(早すぎ)、2次を探す事自体諦めたんですね〜。
私は当時から「マジカル大戦最高!」という人でしたので、2次もそれを踏まえた話が欲しくて・・・それに「大地とラビが中心になった話」に目が向かなかったという変わり者でもありまして(苦笑)。「やおい」には心が踊らず、友情でも購入の選択肢に入らないという・・・でも私はラビが好きな人なので、ラビという子が描かれてる話が欲しい(書いてて思ったけど、そんなんでお前、何が買えるんだよ)。何しろ全盛期、サークル山ほどあるし、自身は高校生という身分、公式グッズも厳選して買う中で同人誌はやっぱりお金との相談ですから、どうしたって選んじゃうワケで。でも会場で陳列されてる本を眺めたら「大地とラビが中心になった話」の表紙なんですよ。その中で好みの絵柄となると、彼らの恋愛話になるという(笑)。自分の嗜好と世間の嗜好の乖離加減が本当にハンパなかったです。昔から、何かズレてるんですよね・・・
だから、これはもう探しても無理ってヤツだ、今日で終わりにしよう!と自分のありとあらゆる感性を総動員して買った1冊が、私にとって最高のGZ同人の指針でした。なんつーかなぁ、今読んでも「同人って本当に自由に羽ばたいていいんだなぁ」と思わせてくれる本で、当時これを選んだ自分を褒めたいです。
あーまた自分語りになってしまった。語る内容が自分の中にしかないからいつもこうなっちゃう。私のGZに対する感情は、自己形成に複雑かつ密接に関わる物なので、いわば「地獄の釜の蓋」なんです。なので、GZについて語るって私にとっては自分の事を語ると同意義になってしまって、まぁ上記のようになってしまうと(汗)。昔は私も若くて狭量だったって事です。
あーだこーだ言い訳しましたが、大人になった今、思う事は「30周年を色々な人達と祝えるという事実に感謝したい」という事です。そして願わくば、そのお祝いが個人の中に納まるのではなく、今のように色んな人の中で共有できるよう、ずっと続いて欲しいです。それを本当に願っています。

アンソロで描いた話は、サイトで公開していた「ライムの話」のワンシーンでした。上の絵はその挿絵として描いたから・・・10年以上前だwww
私の手元にはこんな風に表に出てない絵がゴロゴロ転がってます。
「ライムの話」とは、ライムから見たラビルーナの戦後と子ども達、V家と取り巻く行政府、ラビさんと高耳族、特にフィエナの微妙な立場、そしてV=イマックになりたいと竜巻じいさんの元を訪れる・・・という小説で、10年ほど前に連載という形で発表していたのですが、途中で挫折しました(笑)。
因みに竜巻じいさん本人はガスを後継に考えていたのですが、ガスは速攻断り、ライムを推薦したので、次代イマックはライムになる、という設定があり、イマック承継に関してガスはライムととんでもねー取引しています。ごめんねガス、あんな事考えて・・・