期待を持って見に行った｢新魔界大冒険｣ですが、うぅ〜ん･･･悪いとは言いませんが、ちょっとだれちゃいましたね。2時間映画なのに、2時間以上感じられました。中盤終盤にかけて、館内の子供達が見るのに疲れてるのが明らかに感じられましたし･･･
アタシもちょっと退屈だった(苦笑)。基本｢旧｣の｢魔界大冒険｣と展開は変わりません。新しい設定･美夜子の母親も入って来てますが、これやっぱり余計だった気がする･･･魔界大冒険の醍醐味って過去と未来の出来事がリンクする設定の絶妙さだと思うので、お涙頂戴の展開も入れると、子供向けにはちょっと欲張りすぎるかなぁと･･･どっちつかずに感じられて、それがだれた原因だと思いました。ダンナも｢子供には難しい内容だったと思う。｣とボソリと感想を。
あと演出上の難点なんですが、ぶつぶつと会話が切れすぎじゃないかしら。会話だから脚本の方かなぁ。
今回脚本が真保裕一さん。この方小説家なんですが、子供アニメの脚本に書きなれているかと言えばそうじゃないと思うので、何かう〜ん。
※追記
気になって真保氏について調べてみました･･･→Wikipedia真保裕一氏
ひえぇえ！そ、そういう事だったのですか！すみません、｢書き慣れてないから･･･｣とか勘違い予測に平謝り。ごめんなさい。
まぁでもアタシが｢運びに難あり｣と感じたのは事実といえば事実なので･･･言葉の選び方とか、それこそ会話自体はスムーズですが･･･簡潔に言えば、短い場面を繋ぎ合わせてるって感じ？場面転換がやたら多すぎるので、手に汗握る展開でも、引き込まれる前に切り替わっちゃって、これ、タメがないと言えばいいんですかね･･･実写で言えばロング撮りがない？クッション置きすぎて何だか画面に飲み込まれないんですよ〜。やっぱ演出の問題でもあるかなぁ。だからちょっと不完全燃焼かなアタシ的に。
まぁでもさすが映画ドラえもん、イキイキ加減はピカイチです！前半部分はとにかく素晴らしくイキイキ！そしてやっぱりしずかちゃんが激、可愛い(笑)！！
今回の映画の作監は金子さん、"しずかちゃんアニメーター"という冠があるお方だけはある！しずかちゃんのパンチラとか、見てるこっちが息呑んじゃうよ(笑)！
つか、随所にパンチラがあって、ドラえもんスタッフマンセーです。
アニメのイキイキ感を感じたい方にはお勧めです。
